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【厳選】ヒトラー関連のおすすめ本を3冊紹介!

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今回の記事では、ヒトラーについて知りたい読者に読んでほしいおすすめ3冊を紹介していきます。

ヒトラーは第二次世界大戦期の世界史を語る上では欠かすことのできない人物です。

ドイツ国内にとどまらず、その後の世界の歴史に多大な影響を与えたヒトラーについては、良くも悪くも様々な見方や評価がなされています。

しかし、現代の人々によるヒトラー像は、時に誇張され、あるいは史実に反して英雄視されることさえあるのが実情です。

ヒトラーについてあまりよく知らない初心者は丁寧に、既に詳しい上級者はより深く学ぶことができる本をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

目次

ヒトラーとナチ・ドイツ

文明国ドイツにヒトラー独裁政権が成立するまでの経緯を、史実を丁寧に解説した本です。

第一次世界大戦で戦場を経験したヒトラーが、その後いかにして軍人から政治家へと転身したのか。

ヒトラーはどのようにしてナチ党のトップに上り詰めることができたのか。

そして一政党に過ぎなかったナチ党が、なぜ大国ドイツを支配しヨーロッパを席巻することになったのか。

歴史には教科書に記載できないことがたくさんあるけど、これはそんなこともかまわずずばずばと書いている!

筆者が読んだ感想はこれ!

筆者はこの本を読んで、ヒトラーについては知っているようでは知らないことが多いと痛感しました。

ヒトラーが総統に就任するまでの経緯は、暴力によるものであったとか、法律の網の目を潜り抜ける鮮やかな手口だと語られることもあります。

そういった面は確かにありますが、いささか誇張されているのかもしれないと思いましたが・・・・

この本を読んで史実を知ると、ヒトラーやナチスが政権を掌握するまでには、党内対立や反対勢力との政治的駆け引きといった、様々な紆余曲折を経ていることがわかりますよ!

ヒトラーがカリスマ指導者となるまでにはヒトラー自身の政治的手腕だけでなく、多くの偶然が絡み合い、そして最後には運がナチスに傾いてしまったことがよーくわかります。

こんな人は絶対楽しめる!

この本は近代史に興味がある方や、ヒトラー及びナチスに関心がある方におすすめです。

難しい言葉や専門用語はほとんどなく、世界史の知識がない初心者でもわかりやすく読むことができます。

また、ひとつひとつの出来事や事件を深掘りして因果関係を考察しているので、歴史に詳しい方が読んでも新たな発見がある一冊だと思います。

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講談社
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ホロコースト

この本はホロコーストについて、事件が発生した背景から収容所内での悲惨な生活、さらには当時のドイツにとってユダヤ人の殲滅が必要だったのかなど、様々な側面から考察しています。

アウシュヴィッツ収容所で知られるユダヤ人の虐殺は、ヒトラー率いるナチス・ドイツを語る上で欠かせない要素のひとつですよね。

ホロコーストと称されるこの歴史上の大事件は、ドイツの敗北後から大きく取り沙汰されるようになり、今なお研究の対象とされています。

ユダヤ人であるという理由だけで600万人の人々が殺害され、世界中に大きなショックを与えた出来事を、この本では史実や数字を的確に用いながら解説しています。

読んだ感想

筆者はこの本を読んで、人間が紡ぐ世界史の複雑さを改めて思い知らされました・・。

ホロコーストは世界史の一大事件として知られ、特にアウシュヴィッツ収容所が有名です。絶滅収容所と呼ばれる施設は、アウシュヴィッツ以外も合わせると6つも存在していたというのだからびっくりです。

これらの収容所は軍需生産を支える労働力の供給を目的に作られたにも関わらず、最終的には一民族を組織的かつ効率的に殺害する場所へと変貌してしまいました。

一般的にはヒトラーのユダヤ人嫌悪が直接的な原因だと言われますが、実際の背景はあまりにも複雑です。誰が誰に向けてどのような指示を出したのか、誰が責任者なのかさえわからないのが実情でした。

この本を読むと、民族虐殺が責任の所在も曖昧なままに行われたということがわかります。

こんな人におすすめ

この本はヒトラーやナチス・ドイツに関心がある方や、ホロコーストの実態について知りたい方におすすめします。

参照している文献数と正確さ、中立的な視点からの解釈についてはとても優れています。

ホロコーストに関しては強引に結論を引き出そうとする本がしばしば見受けられますが、この本は事件の複雑な因果関係の網を丁寧かつ執拗に追いかけています。

第二次世界大戦秘史

この本は第二次世界大戦において、ドイツをはじめとする大国の思惑に巻き込まれてしまった周辺国について解説しています。

圧倒的な軍事力を誇る英仏独伊に対して、ポーランド・北欧三国・バルト三国・そしてハンガリーをはじめとする東欧の小国がテーマです。

これらの国々が何を考えどのような決断を下し、その結果いかなる未来を迎えることとなったのか。あまり語られることがない小さな国々の歴史について詳しく解説している、貴重な一冊です。

読んだ感想

筆者はこの本を読み、小国が大国の利害に翻弄される苦しみを知りました。第二次世界大戦といえば大国間の戦争という印象が強いかもしれません。しかし実際には、それ以外にも多くの国々の事情が絡んでいるのです。

戦略的に重要な地域である、過去に失った領土を取り戻す、他民族国家ゆえに国民の意見が食いちがうなど、様々な考えから第二次世界大戦に参戦しました。

いわば、ヒトラーの野心が起こした戦争に巻き込まれた国々の歴史です。小国は好むと好まざるとを問わず、大国の意向次第では望まない戦争に参加させられてしまうという残酷な現実を、まっすぐに見つめ追及した一冊と言えます。

こんな人におすすめ

この本はありふれた歴史書に飽きてしまった上級者にこそおすすめです。

かなりコアな部分まで取り扱っているので、新たな知識や洞察が得られることは間違いありません。

特にヒトラーについて深く学ぼうとする場合は、ヒトラーの意図や思惑がどのように国際政治の駆け引きに実現されたかについて知ることができるでしょう。

やや難しい一冊ではありますが、読み終えた後には多くの発見があります。

いかがでしたか?

ヒトラーやナチス、ドイツの勉強をしている方には、深く学べる書籍を紹介していました!

参考にしてみてくださいね。

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