香港歴史

香港の覆面禁止法とは?その内容と「なぜ緊急発動」されたのか!

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2020年6月から始まった香港のデモはこれまで中国が約束してきた「一国二制度」が守られていない不満が爆発して始まったものだといえます。

香港の人たちの我慢が限界に達していたことを物語っていますね。

いつ中国にのっとられるかわからない不安の中で、香港は「犯罪者引き渡し条例」というものまでつくってしまました。香港で犯した罪は一切合切、中国で(不当に)さばいてもらおうというもの。

民主化の国で罪をおかして共産国でさばかれる?想像しただけでも恐ろしい。

そんな中こんどは、香港政府がデモをする際に顔を隠すな!というとんでもない法律を発動しました。

なんで顔と隠すな!というかわかりますか?おそらく、顔認証システムでデモをする人たちを特定するために顔を隠してほしくないということでしょう。

顔認証システムによって中国に不都合な言動をする人を管理し、いつでも捕まえることができるようにしているんです。

覆面禁止法・市民の声を聞くまもなく制定

 

香港で、議会の審議を経ず覆面禁止法が施行されました。どんな法律なのかみていきたいと思います。

この覆面禁止法は、香港で緊急事態が発生したときに発動される緊急法なので、とにかく施行まであっという間でしたね。

もう誰の意見も反対の意見もどうでもいいからやっちゃおやっちゃおっと言った感じの本当に人権もくそもない法律。

行政機関に大きな権限が与えられ、議会なんかすっとばして法律がつくれちゃう緊急法によってこの覆面禁止法が制定されてしまい、当然香港市民の反感をかうことになってしまいました。

この法律、とにかく人権的なことから話題になっていますが、50年ぶりの緊急法発動ということでも世界から注目が集まっています。

一体、覆面禁止法ってどんな法律なんでしょう?

覆面禁止法とは?その内容を簡単に解説!

一体、どんな法律なんでしょうか?

それは『デモ参加者のマスク着用を禁止する』といった内容です。

マスク?じゃあお面ならいいのかな?なんていうバカな発想をしてしまった人も多いですよね。

しかし、この法律はデモの参加者が顔を覆うことを禁じています。(お面もダメです)
集会やデモをする際に無許可でも許可されていてもマスクやゴーグルなどで顔を覆い個人が特定できないようにすることを禁止しています。

過激なデモをした人の顔を認識し、つかまえることができるようにするためですね。

中国らしい監視体制。残念ながら、フェイスペイントも禁止です。徹底してますね。

しかし、香港政府もまだ良心があるようで、健康的な理由や職務上の理由でマスクなどの着用が必要な人は除外されるとしています。

良心というよりはあまり厳しくしてしまうと民衆の反発がすごいからです。

違反者には禁錮1年以下か罰金刑2万5千香港ドル(日本円で約34万円)以下が科されます。

そのくらいの罰であのデモが抑制できるのかはわかりませんが、おそらくデモはもっとひどくなるでしょう。

 

覆面禁止法!なぜ緊急発動された?

この覆面禁止法がバタバタと制定された裏には中国の焦りが見え隠れしています。とにかく民主主義を守りたい香港市民を押さえつけ、デモをどうにか収束させたい中国の思惑がみて取れますよね。

また、中国は顔が見えないから、デモが過激になっていくと考えているようです。

日に日に過激化していくデモへの対策ですが、これでデモがおさまるとは誰も考えていないでしょうね。

どうしてもその場しのぎの法律にしか思えないのですが。。。

香港の覆面禁止法とは?その内容と「なぜ緊急発動」されたのか!まとめ

香港政府は過激なデモ対策として覆面禁止法を施行しますが、この法律で一体香港のデモはどうなってしまうのかこれから、世界が注目していくことになります。

香港人が望んでいる自由は実現できるのでしょうか。

天安門事件のような事態になればさすがに今回は中国政府もなかったことにはできません。

といいたいところですがネットワークが遮断される可能性もありますので今後どうなるか注視していきたいところです。

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