「英国版トランプ」とも揶揄される異色のイギリス首相、ボリス・ジョンソン氏。
保守党党首選出前から「EU離脱」を掲げついに首相にまで上り詰めましたよね。
なんだか髪の寝癖のせいか?さえない印象でしたが、見た目によらずなかなか政治手腕があり、いまではバリバリと色んな国の首相とコロナや中国について話し合いを進めています。
政治家として国民からの信頼は厚いもののプライベートはかなりゆるゆるといった印象。結婚・離婚・不倫に親子ほどの彼女(現在は妻)。はっちゃけすぎだろ!と突っ込みをいれたくなるほど。しかし、たたけば埃はさらに出てきます・・・
今回は、そんなジョンソン首相の経歴についてまとめていきたいと思います!
ボリス・ジョンソン首相の経歴は?血筋を調査!
まずは、ジョンソンのすごい家系から。
ジョンソン首相の父方は、17世紀のイギリス王ジョージ2世の血を引いています。
庶子の家系なので王位継承権はありませんが、やんごとなき血筋です。
日本で言うところの皇室の血をひいているということじゃ!
しかし、寝癖や言動や不倫三昧のプライベート、またその風貌からは王室の家系というのはちょっと想像しにくいかもしれませんね。
ジョンソン首相は、イギリスの名門私立・イートン校を卒業後にオックスフォード大学に入学しており、エリートコースを進んできています。
オックスフォードといえば名門中の名門ですよね!!!頭はずばぬけて優秀!!すごい・・
しかし、ジョンソン首相の人となりは、私たちがイメージしがちな「イギリス貴族」とはかけ離れていたのです。

ボリス・ジョンソン首相・逸話や雑誌記者時代の大暴れ!!
1987年にオックスフォード大学卒業後、ジョンソン首相は保守系紙『タイムズ』に就職しますが、記事をでっち上げたことで即刻解雇されました。
続いて就職した『デイリー・テレグラフ』でも嘘や誇張を交えながらEC批判の記事を書き続け、代表的な欧州懐疑主義者として知られるようになりました。
なんというか・・・なかなかのトラブルメーカー。
それでもジョンソン首相はへこたれることはありませんでした。
新型肺炎でも一時期はもうだめかと思いましたが、見事に新型肺炎を克服しましたよね。
ジョンソン首相の生命力たるや!なかなかパワーがある人なのでしょう。

ボリス・ジョンソン首相の髪型に注目!
ということでここでちょっと世界中のみんなが気になっているボリスジョンソン首相の髪型についてお話してみたいと思います。
上記の写真ではさらさら普通の髪型ですよね。
しかししかし・・・・こちらの写真。
こちらの若い時の短髪はなかなか素敵ですよね。
ではなぜ今、ボサボサにしているのか?ボサボサのままなのか?
ボリス・ジョンソンのボサボサ頭にはワケがあった
とりあえず調べてみるとちゃんと理由があるようです。それはきちっとした身なりよりはボサボサで少し抜けた感じの方が有権者の支持を得られるからだそうです。
このボリス・ジョンソン首相の思惑はかなりビンゴでしたね。
ボリス・ジョンソン首相の破天荒な言動でインパクト
1994年になると、ジョンソン首相はロンドンで政治コラムニストとして活動し始めます。
政治週刊誌『スペクテーター』の編集長となり、ユニークな記事で話題となりましたが、同性愛者への差別的な発言や植民地支配を肯定するような内容で、同時に物議も醸していたようです。
しかし、その破天荒さが話題を呼び、BBCのニュース風刺番組「Have I Got News For You」に出演します。
1999年に出演されていますが、すでに髪の毛ボサボサです。
この時からすでに有権者を引きつけようとしていた??ならかなりすごいです。
戦略というか話題作りというか・・・。
ボリス・ジョンソン首相ついに下院議員からロンドン市長に!
2001年にジョンソン首相は、オックスフォードシャーの選挙区で議員に立候補、見事当選して下院議員となりました。
すると、ジャーナリスト時代の同性愛差別などは鳴りを潜め、国民のプライベートにおける権利を押さえつけるべきではないという主張に切り替えます。
うまく、イメージ転換をしていますよね。
しかし、在任中に自身のゴシップをタブロイド紙に暴露され、一度は保守党の要職から外されました。
その後、党首が変わるとジョンソン首相は、再び更に上の役職へ返り咲きました。
打たれ強いというか強運というしかないですね。
2008年、ジョンソンはロンドン市長に選出されました。
ロンドン市長をへて順調なボリス・ジョンソン
再び『デイリー・テレグラフ』での記事活動を行ったり、不倫相手との間に子どもをもうけていたりと、私生活は相変わらず破天荒が目立ちましたが、2012年のロンドン五輪準備をはじめとする数々の政策では功績を残しています。
プライベートのだらしなさと政治的な能力は全く別物なんでしょうね。
2015年、任期終了を目前にしたジョンソン首相は、議会への再帰を考え始め、以前とは別の地区で当選。
新首相テリーザ・メイ氏によって、外相へ起用されました。

メイ政権時代のジョンソン首相・賛否両論

メイ元首相によるジョンソン首相の外相への抜擢は、国内外で話題を呼びました。
初の対外公務ではフランス大使館で招待客からブーイングを受け、フランス外相から「嘘つき」と名指しされる始末。
しかし国内では、良くも悪くも昔からエンタメ的に癖の強かったジョンソン氏を、「出自や学歴を鼻にかけない」「ジョークの通じる面白い人」と評して好意的に思う人もいたようです。
ジョンソン!目指すはイギリス首相
ジョンソン首相は、このころには既に自分が首相となる道筋を思い描いていたようです。
2018年当時、EU離脱か残留かで大揉めしていたイギリス情勢の中で、ジョンソン首相はメイ氏に抜擢される以前から「VOTE LEAVE」という離脱派の運動を支持していました。
2018年には、メイ氏がEUとの間で制定した穏健な「EU離脱協定」に反発し、外相を辞任しています。
そして2019年、ジョンソン首相は満を持して保守党党首選挙に出馬しました。
ボリス・ジョンソン政権!イギリス国民が期待
真面目で委員長タイプのメイ氏とは異なり、ジョンソン首相はいわばクラスのムードメーカー的な存在。
どっちにも進まずじれていたイギリス国民は、「ボリスならこの状況を打破して一気に話を進めてくれるかもしれない」と期待を寄せました。
結果、党員投票で圧倒的勝利を収め、正式にボリス・ジョンソンは、イギリス首相となりました。
ジョンソン首相プライベートも山あり谷あり
仕事では野望を叶えて英国首相となったジョンソンですが、私生活も奔放。
26年連れ添った幼馴染の妻マリナ・ホイーラーとの間には4人の子をもうけましたが、2018年に離婚してしまいました。
まあまあ、ここまで日本でもたまにある話としても・・・。
現在ジョンソン首相は、24歳年下の恋人と同棲中。
しかし、こちらも派手な口論を繰り広げたことで通報されるなど、なかなか円満にはいかないようです。
これは日本まら結構バッシングされそうなネタですね。
とはいえ、今までも自分の失態をユーモアに変えて乗り切っているジョンソン首相のことですから、これも後々、笑い話にしてしまうかもしれませんね。
ボリス・ジョンソン首相の経歴!まとめ
2020年2月をもって、イギリスは正式にEUを離脱しました。
EUのルールに縛られず自由に自分達のことを決められるようになる半面、EU内での自由貿易や制限のない人の往来に対する権利を失います。
まだ混乱のまっただなかにあるイギリスを、ジョンソン首相がどのように率いていくのか、注目です。


コメント