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ケルトの民族衣装は意外とおしゃれだった!個性的な伝統を紹介!

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神話や音楽で良く知られているケルト文化。実は、ファッションも独自の文化があったことをご存じですか?

ケルトの伝統は文字で残っていないため、まだまだ謎が多いです。しかし、金属などの発掘品や周辺諸国が特徴を書き記した記録によって、いくつかの特徴があることが分かっています。

今回は、2000年以上前から受け継がれていたケルトのファッションについて解説していきます!

ケルト民族の意外とカラフルな衣装!

「戦い好きの古い民族」というイメージから、素朴でいかつい衣装をイメージする人もいるかもしれませんが、ケルト系民族のファッションはかなり色とりどりで軽やかだったようです。

男性は、長袖のシャツに丈の長い上着のチュニックを羽織り、下にはブラーカという長ズボンを履いていました(一部の地域では、下に何も履かないで過ごすケルト系民族もいました)。

冬になると、寒さをしのぐために長いマントを羽織り、鉄や青銅、時に金も使われたブローチで留めて使っていたようです。

引用:https://pin.it/ahqdwahn3ada62

通年で着ている服の素材は、裕福な人々を除けば多くが麻布で作られていました。

細かい刺繍や染色できれいに装飾することで、自分達を良く見せようとしていたようです。

マントはウールでできており、ローマ帝国にも輸出されるほど良い品でした。

女性はぺプロスと呼ばれる丈の長いドレスを着るのが一般的でした。

2枚の長い布を体の前後で合わせ、両肩にブローチで留めて着ていたようで、ケルトだけでなくギリシャにも同じような形の衣装がありました。

しかしケルト系民族の女性は、これに加えて男性のマントと同じような柄の巻きスカートも着ることがあったようです。

ケルト民族の神秘的な首飾り「トルク」

トルクとは、細長く伸ばした金や銅をねじったり、細やかな装飾をしたりして作られる首飾りのことです。主にヨーロッパ大陸を中心に、ケルト民族やゲルマン系部族、スキタイ人やペルシア人など、様々な人々が身に着けていました。

特にケルト文化においては、ケルト神話の神々やガリア人(ケルト系民族の別名)がトルクで首元を飾っている図版や彫刻が残されており、部族内でも特に身分の高い者のファッションアイテムだったようです。

トルクのねじったようなデザインや輪を模した形から、後世では「何か特別な意味があるのではないか」と様々な説が語られています。

何とも神秘的なアイテムですね!

 

日本人でもこのクルトに魅了されている方も多いとか?! 装飾品としてはかなりゴージャスで存在感がありますよね!

ケルト系民族は首や腕にはトルクのようなアクセサリーを身に着ける一方で、イヤリングや指輪に関しては、初期の頃はあまり身に着けていなかったようです。

エジプトやギリシャ、ローマではこれらも広く着用されていたので、そこから文化が流入して次第に使うようになりました。

 

髪型は男女ともに長髪。カラーリングは当たり前?

古代ローマ人によるケルト系民族の記述は「みんな金髪だった」とあり、そこから「ケルト系民族は金髪だ」というイメージが定着しました。

恐らく、「ヨーロッパ人は金髪だ」というステレオタイプが出来上がった理由の一つでもあるのではないでしょうか。

しかし、実際はこのほとんどが染髪だったようです。

当時から染髪があったことにびっくりです!

実際にヨーロッパに行ってみると分かりますが、地毛が金髪という人はほとんどいません。

ゲルマン系の血を引くごく一握りの人を除いて、多くのヨーロッパ人は茶髪や黒髪です。

彼らの祖先であるケルト系民族もまた、茶髪や黒髪がほとんどでした。しかし、ケルト系民族は石灰で髪を洗って脱色し、神聖な色でもあり敵を威嚇するのにも有効だった金髪に染めていました。

また、ケルト系民族は男女ともに髪を長く伸ばしていたようです(地域によっては、男性は短く切っている場合もありました)。

今でいうロン毛というものですね!

男性は髪を撫でつけるか、自らの勇ましさをより強化するために逆立てていました。

対して女性は、凝った髪型に結い上げておしゃれを楽しんでいたようです。

ケルト民族の肌には、力と一族の印である刺青

ケルト系民族の戦士たちは、敵を威嚇するためや自身のアイデンティティを表すために、腕や胸などに刺青を施していました

また、女性たちも神の加護や信仰を理由に刺青をするのが一般的だったとされています。

刺青の紋様は、「ケルティック・ノット」などの伝統的な模様に加え、神聖な樹木の葉や占星術と結びついたウミヘビや馬などのシンボルを彫ることもあったようです。

ケルト系民族の刺青で特徴的なのは、その色合いでした。

ウォードというヨーロッパ原産の植物からとれる青い染料を使い、針の先につけて肌にさし、皮膚へ色を入れていたようです。この青色はずいぶん目立ったようで、ローマ人達の記録にもしっかり記述されています。

まとめ:ケルト・ファッションは色彩豊かでハイセンス!

ケルトのファッションは、かなりきらびやかで凝ったものだったようですね!

刺青や派手な染色など、ひと昔前は「不良」の象徴だったおしゃれも誇りを持って実行していたケルト系民族の人たちは、現代でもファッションリーダーになれそうです。

ケルトの伝統的なデザインやアクセサリーなら、今でもちょっと民族調なファッションとして生かせるかもしれません。

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