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みなさん、ナッツリターン事件と聞いて、当時ナッツ姫とも呼ばれた、韓国財閥の娘の副社長の事を思い出しましたか?
あの事件は、チョ・ヒョナが自分が副社長だった、航空会社の飛行機に乗って帰国するときに客室乗務員の対応が気に入らずに、クレームをつけて結局飛行機の運航を遅らせてしまった事件ですね。
UPDATEしました⇒大韓航空「ナッツリターン」事件、前副社長に懲役1年の実刑 http://t.co/SXVnMmoXuB pic.twitter.com/3TiADvoGKQ
— ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 (@WSJJapan) February 12, 2015
当時は、日本のテレビも連日このナッツリターン事件について放送していたのを思い出します。
韓国って逮捕される時に、さらし者みたいにマスコミの前に出て、しばらく黙って写真を撮られたり、カメラに映されたり、質問にも答えないといけないんですね。
なんだかすごく残酷な仕打ちですよね!
「そこまでやるか??」って感じです。
韓国では悪者に対する扱いが少々日本と違うようで、容赦なしといったかんじです、、、怖い。
BBCニュース – 「ナッツ・リターン」事件の大韓航空元副社長が経営に復帰 https://t.co/S1oUVsqp4j pic.twitter.com/cRGyFRiVbO
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) March 30, 2018
ナッツ姫こと、チョ・ヒョナがカメラマンや記者に囲まれて、質問に答えて泣きながら謝罪してた姿を今でも覚えています。
なきがながら声耐えているのにネットからはどうせ見せかけだろ?といったこれまた容赦ない非難がすごかったです。
そのくらい韓国の財閥とはこれまでも多くの権力を振りかざしわがまま三昧してきたんですね。(とくに創業者の孫、、とか娘。。。とかですね。)
今回は、そのナッツリターン事件について詳しく説明するとともに、よく韓国財閥について問題視するコメンテーターの話しや記事を見かけますが、韓国の財閥についても調べてみたいと思っています!!
ナッツリターン事件の発端とは
2014年12月5日、アメリカのジョン・F・ケネディ国際空港で、離陸するために滑走路に向かっていた大韓航空86便で、ファーストクラスに乗客として乗っていた、当時大韓航空、副社長のチョ・ヒョナが客室乗務員にクレームを言いました。
クレームの内容は、
「客室乗務員がマカダミアナッツをチョ・ヒョナ副社長に出すときに袋ごと渡した」
と。。。。ただそれだけ。。。。。
読者からいっせいに、は???と聞こえてきそうです。
それに対して、チョ・ヒョナが「機内サービスがなっていない。」と激怒して、その客室乗務員に「今すぐ、飛行機から降りろ。」と言ったのです。
客室乗務員は、ナッツ提供の接客作法について説明したところ、ナッツ姫の怒りがもっとエスカレートしてしまいました。
引用:https://search.yahoo.co.jp/image/
どんだけ〜ながわままな乗客。
金をもっていれば自分は特別扱いだと思い込んでいるのしょうね。
もっと自分勝手だなと感じるのは、乗客全員に迷惑をかけたこと、、、です。
乗客はナッツに対してめちゃくちゃ激怒している人が誰かわからないわけですから、
普通に「なにこの頭がおかしな女は・・・ナッツごときで怒りすぎやろ!どんだけナッツ好きなん??」と思ったに違いありません。
財閥だからこそ品よく寛容でいてほしいものですよね!
ナッツリターン事件。ナッツ姫絶叫!
ナッツ姫の叫び声を聞いた、チーフパーサー(機内サービス責任者)がマニュアルを見せようとタブレット端末を持ってきましたが、ログオンできずマニュアルを見せられませんでした。
そのチーフパーサーに「客室乗務員の代わりに飛行機から降りろ。」と絶叫したそうです!
そのときに、ファーストクラスには、ナッツ姫ら2人の乗客が乗っていて、その怒鳴り声はファーストクラスの後方に位置するエコノミークラスにまで聞こえるほどでした。
大韓航空のマニュアルによると、客室乗務員は袋に入ったままのナッツを乗客に見せて、ほしいと言われてから、ギャレー(調理室)に戻って、マカダミアナッツを紙に載せて提供することになっていたそうです。
ナッツリターン事件!飛行機を引き返させる
離陸準備のために搭乗ゲートから滑走路に向けてプッシュバック(航空機に特殊車両を接続して後方へ移動させること。)し始めた飛行機を、チーフパーサーを降ろすために搭乗ゲートに戻るよう、なんと機長に指示したのです!
ナッツ姫はどうやって機長と話したのでしょうね?
機長は、もう滑走路に移動中で搭乗ゲートには戻れないと説明しましたが、ナッツ姫は
「関係ない止めろ」と指示しました。
私がCAなら、どんだけわがままなん!!と灰皿でもなげつけたいところです。
機長は事情を知りませんでしたが、一旦停止して搭乗ゲートに引き返しました。
結局飛行機は、チーフパーサー不在のまま20分遅れで出発して、11分遅れで仁川国際航空に到着しましたが、機長から乗客に何の事情の説明もなかったそうです。
ナッツリターン事件!大韓航空の画策と辞任
韓国以外のマスコミも一斉にこの問題を報道したことで、ナッツリターン事件は世界的に知られることとなりました。
実の妹が「今回の事件では必ず復讐して姉の敵を取る。」とTwitterで発言したそうです!
は?
敵って、いったい何の復讐なのでしょうね。。。
姉妹揃って頭がおかしいとしか思えません。
会社ぐるみで騒動を隠蔽しようとしていた。
航空機から降ろされたチーフパーサーは
「会社から自らの意思で航空機を降りたと証言するように強いられた」
と証言しました。
これ脅迫じゃないですか?なんともぶん殴ってやりたいナッツ女です。
ナッツ姫なんて呼び方も厚かましい!
その他に、事件の確認書にも役員が書き直しを要求してきて、10回も修正させられたと証言しています。
またファーストクラスの事件目撃者にも、航空機のグッズをあげると電話で言われ、そしてマスコミには確かに謝罪を受けたと言ってくれと役員に言われたと韓国紙に話しました。
2014年12月9日、ナッツ姫が「すべての役職から退くつもりでいる。」と辞任を表明しました。
父親の大韓航空社長のチョ・ヤンホもコメントを出して謝罪したのちに、記者会見を開き「娘の教育が間違っていた。」と謝罪しました。
ブログ更新しました! 韓国ネタ(なぜかマスコミでは取り上げられない) : 【駄目だコリア】「彼こそ民族の誇りニダ!」、ナッツ姫の父親・趙亮鎬が「今年の人物」賞を受賞wwwwwww http://t.co/b9l54b0VDN pic.twitter.com/r3N99rPmVD
— 韓国ネタ(なぜかマスコミでは取り上げられ (@Kangon_) January 28, 2015
そこはちゃんと理解しているようで、一応まともなお父さんでよかったです。
しかしながら、このお父様、2019年の4月に70才で亡くなっています。
まだまだお若いですよね。
晩年は娘たちのスキャンダルで苦労されたことでしょう。娘はどんな思いでお父様を見送ったのでしょうね。
ナッツリターン事件!逮捕と癒着と裁判
2014年12月30日、ソウル西部地検は航空保安法違反と強要などの疑いでチョ・ヒョナを逮捕しました。
同時に常務も逮捕され、この常務に調査内容を漏らしていたとして国土交通部の調査官も逮捕されていて、国土交通部と大韓航空の癒着についても調査が始まりました。
2月12日、ソウル西部地裁はチョに対し、懲役一年の実刑判決を言い渡しましたが、判決の翌日チョ・ヒョナは控訴しました。
2017年12月21日最高裁で、懲役10ヶ月、執行猶予2年の刑が確定しました。
韓国の財閥の権力について
以前から、韓国10大財閥企業への不満がありましたが、ナッツリターン事件で批判が強まりました。
財閥企業の、世襲経営の弊害や、創業家一族の傍若無人なふるまいが以前から問題視されてきました。
財閥企業の創業家一族は、大企業の経営を思うがままにコントロールできる権力を維持し続けてきています。
財閥企業は富の大半を占め肥大化をし続けています。
ナッツリターン事件とは?韓国財閥の娘が引き起こした迷惑行為!
ナッツリターン事件は韓国財閥の一族である、チョ・ヒョナが起こした事件です。
今回調べてみて知りましたが、実刑にはならなかったのですね。
韓国の財閥は、国と密接な関係を持ち、政治と癒着もしながら事業を広げ成長してきたと言われています。
先進国としては考えられない事ですね!
